最終更新日:2026年10月18日
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私は、マレーシアはフィットネス天国だと思っています。
日本にいたころもジムに通い、マラソン大会には年1回出ていました。マレーシアに移住してからは、フィットネスがぐっと身近になりました。住んでいるコンドミニアムにジム・プール・サウナがあり、仕事で疲れた日でも、運動するのが億劫になりません。
ただ、正直に言うと、かかるお金は、思ったほど減っていません。今もエニタイムフィットネスに通っているので、ジム代は日本のころとあまり変わらないのです。
そこでこの記事では、ジム・パーソナルトレーニング・大会の参加費を、日本と数字で正直に比べます。そのうえで、私が「それでもフィットネス天国だ」と感じる理由と、デメリットもお伝えします。
- 日本とマレーシアのフィットネス費用の比較(ジム・パーソナル・大会)
- コンドミニアムのジムで安く済ませる方法
- 一年中走れる環境と、マレーシアの大会
- 正直なデメリット(暑さ・ヘイズ・走る場所)
- フィットネス目的で移住するときの準備
結論|日本とマレーシアのフィットネス環境・費用の比較表
先に結論をまとめます。
| 項目 | 日本 | マレーシア | ひと言 |
|---|---|---|---|
| ジムの月会費(大手) | 月6,000〜10,000円が目安(2024年の解説記事。私は2019年ごろエニタイムで9,000円弱) | RM150〜300(約5,800〜11,600円。私はエニタイムで RM199=約7,700円) | あまり変わらない |
| 格安ジム | chocoZAP は月3,278円(税込・2026年10月) | RM100〜150(約3,900〜5,800円) | 日本の格安ジムのほうが安いことも |
| マンション(コンド)のジム | 付いている物件は少ない(私の実感) | 多くのコンドに付いていて、住人は追加料金なし(管理費込み。物件による) | ジム代0円も可能 |
| パーソナル(1回) | 8,000〜20,000円が目安 | RM80〜350(約3,100〜13,500円) | フリーランスや大手ジムならマレーシアのほうが安い |
| 屋外のラン | 夏の暑さ・冬の寒さで季節を選ぶ | 一年中走れる(暑さ・スコール・ヘイズはある) | 季節を選ばない |
| 大会の参加費(フルマラソン) | 東京マラソン2027は19,800円(国内・2026年6月発表) | KL マラソン2026は居住者料金で RM150(約5,800円) | マレーシアのほうが手ごろ |

「全部が安い」わけではない
安くなるのは、パーソナルとフルマラソンの参加費、コンドのジムで済ませる場合のジム代。大手ジムの月会費は、日本とほぼ同じです。
マレーシアのジム料金は日本とあまり変わらない|大手ジムの月会費を比較
私の場合:日本で月9,000円弱 → マレーシアで月 RM199(約7,700円)
日本にいたころ、2018年にはルネサンス(月13,000円)に通い、その後エニタイムフィットネス(月9,000円弱)に移りました。マレーシアでも、同じエニタイムを選んでいます。
今の月会費はRM199(約7,700円)。日本のエニタイムに通っていた当時と比べると、マレーシアのほうが月1,000円ちょっと安いだけです。「移住したらジム代が半分になった」という話ではありません。
※日本の金額は、2018〜2019年ごろの私の場合です。今のエニタイム(日本)の月会費は店舗ごとに違います。
マレーシアの主なジムの月会費
| ジム | 月会費の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| Anytime Fitness | RM195〜205(約7,500〜7,900円) | 24時間営業。契約期間で月会費が変わる |
| Celebrity Fitness | 1店舗 RM155〜195/全店 RM240(約6,000〜9,300円) | スタジオのクラスが多い大手 |
| Fitness First | 1店舗 RM185〜/全店 RM265〜(約7,200〜10,300円)。3ブランド共通プランは RM389(約15,100円) | 共通プランは日本の大手より高い |
| 格安チェーン | RM100〜150 程度(約3,900〜5,800円) | 設備はシンプル |
※Anytime Fitness は2026年3月の当サイトの調べ、Celebrity Fitness は2026年2月の団体会員向けの案内ページ(12か月・クレジットカード払いのプラン)、Fitness First は2026年10月の公式サイト(1店舗・全店は「〜から」の金額。当サイトのジムガイドを書いた2026年3月とは料金・プランが変わっています)、格安チェーンは2026年7月のジムガイドの目安です。
ジムごとの設備や場所は、クアラルンプールの人気フィットネスジムガイドでくわしく比べています。
入会金などが別にかかることが多い
月会費のほかに、入会金がかかるジムが多いです。私がエニタイムに入ったときは、入会金を払いました。キー(カード)はエニタイムのアプリで代用できたので、キー代はかかっていません。
安く済ませたいならコンドミニアムのジム|ジムとプールが管理費込み
マレーシアのコンドには、たいていジムとプールがある
マレーシアのコンドミニアム(日本でいうマンション)には、ジムとプールが付いていることが多いです。管理費に含まれているので、住人なら追加料金なしで使えます(ジムがない物件や、利用カードの発行に費用がかかる物件もあります)。設備の中身や使い方は、マレーシアのコンドミニアムのジム事情で、私のコンドの実例を紹介しています。
日本では、ジム付きのマンションはマレーシアと比べて確実に少ない、というのが私の実感です。しかも、同じような設備のマンションに住もうとすると、家賃は最低でもマレーシアの2倍はかかると思います。


私のコンドの使い方:ジム・プール・サウナ
私のコンドには、ジム・プール・サウナがあります。休みの日は、全部使うこともあります。
外のジムに入らず、コンドのジムだけで済ませれば、ジム代は0円です。
マシンの種類は外のジムより少ないですが、筋トレ初心者には十分だと思います。「移住をきっかけに運動を始めたい」という人は、まずコンドのジムで運動の習慣づくりから始めてみてください。物足りなくなったら、外のジムに入ればいいのです。
ちなみに私は、普段の筋トレは外のジムで行い、コンドのジムは雨の日や軽く動きたい日に使っています。
ジムで使う小物は、自分で持っていくと便利です。私はパワーグリップを使っています。重いダンベルを持つ種目や、マシンを引く種目で、握力が先に疲れるのを防いでくれます。
部屋を選ぶときは、ジムの設備を見に行く
ジムを重視するなら、内見のときにジムとプールも見せてもらいましょう。見るポイントは、先ほどのコンドミニアムのジムの記事にまとめています。
パーソナルトレーニングは日本より安いことが多い
最初に正直に書くと、私はパーソナルトレーニングを受けたことがありません。ここでは、ジムガイドなどの目安の料金で比べます。
料金の比較
| 1回の料金の目安 | |
|---|---|
| マレーシア | RM80〜350(約3,100〜13,500円)。フリーランス RM80〜150/大手ジム RM100〜180/ブティック型〜RM350 |
| 日本 | 8,000〜20,000円(回数券タイプが多い) |
※マレーシアは2026年7月のジムガイド、日本は2024年3月の解説記事(16〜24回で総額10万〜20万円を回数で割った目安)です。
フリーランスのトレーナーなら、日本の相場よりかなり安く受けられることもあります。
トレーナーとのやりとりは英語が中心
マレーシアのトレーナーは、英語で教えるのが基本です。日本語で教えてくれるトレーナーは多くありません。「スクワット」「デッドリフト」などの種目名はもともと英語なので、意外と通じやすいと思います。
一年中走れて、大会も多い|フルマラソンの参加費は日本より手ごろ
常夏なので、季節を選ばず外を走れる
マレーシアは一年中暑いので、「冬は寒くて走れない」ということがありません。走るのは、涼しい朝か夕方が基本です(暑さの話は、後のデメリットの章で書きます)。
大会の参加費を比べる
| 大会 | 参加費(フルマラソン) |
|---|---|
| 東京マラソン2027 | 19,800円 |
| KL マラソン2026 | RM150(約5,800円)(居住者料金。非居住者は RM430) |
マレーシアの大会は、マレーシア人・在住者向けと、海外からの参加者向けで料金が分かれていることが多いです。在住の外国人がどちらの料金になるかは大会ごとに違います。たとえば KL マラソンでは、有効なビザ(パス)を持つ在住の外国人も居住者料金で出られます。申し込む前に、大会ごとの条件を確認してください。また、KL マラソンは人気で、エントリーがすぐに埋まります(くわしくはKLマラソン2026のまとめと来年のエントリーガイド)。

私の場合:日本では年1回 → 2026年は3回
日本にいたころは、地方の大会に年1回(参加費5,000円ほど)出ていました。マレーシアでは、2026年は3つの大会にエントリーしました(12月の HYROX で3つ目)。
| 大会 | 距離・区分 | 参加費 |
|---|---|---|
| ランカウイ・ウルトラ(8月) | 50km | RM324(実際に払った金額) |
| セキンチャン・ウルトラ(10月) | 100km | RM464(実際に払った金額) |
| HYROX(ハイロックス)KL(12月) | フィットネスレース(ダブルス・男子) | 1人 RM538(2026年8月時点・手数料は別。シングルは RM565) |
ウルトラマラソンから、ランと筋トレを組み合わせた HYROX まで、いろいろな大会があるのもマレーシアの楽しいところです。ただし、HYROX のようなフィットネスレースの参加費は、日本の大会と同じくらいです。年間の大会はマレーシアのマラソン大会カレンダーにまとめています。
プロテイン・サプリは Shopee の公式ストアで買える
マレーシアでは、通販の Shopee の公式ストア(Shopee Mall)で、海外ブランドのプロテインやサプリが買えます。買い方はマレーシアでプロテインを買う方法、トレーニングの前・中・後に何を飲むかはプレ・イントラ・ポストワークアウトの違いで紹介しています。
日本にいたころは、ホエイプロテインを飲んでいて、サプリ代は月5,000円くらいでした。マレーシアではプロテインを飲んでおらず、今はプレワークアウトとイントラワークアウトだけなので、サプリ代は月3,000円くらいです。
日本で飲んでいたのは、次の2つです。どちらもマレーシアの Shopee でも買えるので、移住してからも同じ物を探せます。
1か月のフィットネス費用を比べてみた(私の場合)
ここまでの数字で、1か月のフィットネス費用を比べてみます。
| ① 日本時代の私 | ② 今の私(外のジムに通う) | ③ コンドのジムだけの場合 | |
|---|---|---|---|
| ジム | 9,000円弱 | RM199(約7,700円) | 0円 |
| サプリ | 約5,000円 | 約3,000円 | 約3,000円 |
| 大会(年の合計を12で割る) | 約400円(年1回・5,000円) | 約4,300円(年3回・RM1,326) | 約4,300円 |
| 合計 | 約14,400円 | 約15,000円 | 約7,300円 |
※①は2018〜2019年ごろの私の場合。②の大会は、上の3大会の参加費を足して12で割った金額です。ランカウイとセキンチャンは実際に払った金額、HYROX はダブルス(男子)の1人分の参加費です。交通費・宿泊費は含みません。サプリが減ったのは、プロテインを飲まなくなったぶんです。
外のジムに通うなら、日本とあまり変わらない
外のジムに通うと、1か月の費用は日本時代とほぼ同じです。大会に出る回数が増えたぶん、むしろ少し上がっています。一方、コンドのジムだけにすれば、半分くらいに抑えられます。
日本で格安ジム(月3,000円台)を使っていた人は、マレーシアで大手ジムに入ると、むしろ高くなります。
家賃や食費を含めた生活費全体は、最後の章で紹介する移住の費用の記事にまとめています。
お金よりも「習慣が続く環境」がいちばんの魅力
ここまで数字で比べてきましたが、この記事でいちばん伝えたいのはここです。
マレーシアの魅力は、安さより「運動が生活の一部になる環境」だと、私は感じています。
家にジム・プール・サウナがあるので、疲れた日も億劫にならない
ジムまで移動しなくていいので、仕事で疲れた日でも「ちょっとだけ動こう」と思えます。運動を続けるうえで、この「始めるまでのハードルの低さ」は大きいです。
一年中薄着なので、体型に気を使うようになった
常夏なので、一年中Tシャツ1枚で過ごします。シャツ1枚だと体のシルエットが出やすく、自然と体型に気を使うようになりました。
大会が目標になる
大会の数が多く、フルマラソンなら参加費も手ごろなので、「次はこの大会に出よう」と目標を立てやすいです。日本では年1回だった大会に、2026年は3回出ます(8月のランカウイは完走済み)。
正直なデメリット|暑さ・ヘイズ・走る場所
暑さ:最初は5kmが精一杯だった
最初は暑さで5kmが精一杯でした。日本では、ランは冬のスポーツだと思っていたので、なおさらきつかったです。
それでも、帽子や速乾シャツを使い、補給を見直してからは、そこまで抵抗なく走れるようになりました。ポイントは、走るのを朝か夕方にすることと、水分だけでなく電解質もとることです(くわしくは常夏ランナーの水分・電解質補給ガイド)。
ランニングの装備は、11.11セールで買うランニングギアでも紹介しています。
ヘイズ:体はきつくないが、モチベーションが下がる
マレーシアでは、年によって近隣国(主にインドネシア)の森林や泥炭地の火災の煙で空がかすむ「ヘイズ」が起こります。私は症状が出にくいタイプですが、空気が濁って灰色の空を見ると、走る気がなくなります。ヘイズの日は、コンドのジムや室内のトレーニングに切り替えています(ヘイズの日のランニングと筋トレ)。

走る場所:歩道が少なく、公園は飽きやすい
KL は車社会で、歩道が少なく、走りやすい道は多くありません。走るなら大きい公園がおすすめですが、同じ場所ばかりだと飽きてきます。
公園を日によって変える、大会を目標にする、雨やヘイズの日はトレッドミルにする、などの工夫で続けています。KL の走りやすい公園はクアラルンプールのランニング公園5選で紹介しています。
日本語のジム・トレーナーは少ない
パーソナルの章で書いたとおり、日本語で教えてくれるトレーナーは多くありません。ジムの入会手続きやスタッフとのやりとりも英語が基本ですが、簡単な英語と翻訳アプリで足りることが多いです(下のよくある質問も参考に)。
フィットネス目的で移住するなら|お金・ビザ・住まいの準備
最後に、フィットネスを目的に移住を考えている人向けに、準備の記事をまとめます。
移住の費用とスケジュール
移住にかかる費用と、準備のスケジュールはマレーシア移住の費用とスケジュール完全ガイドにまとめています。
ビザ
働く人は就労ビザ、働かずに長く住むなら MM2H(長期滞在ビザ)などがあります。MM2H はMM2Hビザ完全ガイドで紹介しています。
住まい:ジム・プール付きのコンドを選ぶ
この記事で書いたとおり、ジム・プール付きのコンドを選べば、ジム代を抑えながら運動の習慣を作れます。エリアごとの家賃はクアラルンプールの居住エリアと家賃相場をどうぞ。
お金の準備:海外送金とクレジットカード
日本の口座からマレーシアへお金を送るには、海外送金サービスの Wise が便利です(Wiseマレーシア完全ガイド)。
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日本のクレジットカードは、海外に住みはじめると新しく作るのが難しくなるので、日本にいるうちに作っておきましょう。
【アフィリエイトリンクに差し替え】クレジットカード(アメックスなど)
カードの選び方はマレーシア在住者におすすめのクレジットカード5選、出国前にやることはマレーシア移住準備チェックリストにまとめています。
まとめ
- 大手ジムの月会費は、日本とあまり変わらない
- 安く済ませたいなら、コンドのジム(ジム代0円)
- パーソナルとフルマラソンの参加費は、日本より手ごろ
- 暑さ・ヘイズ・走る場所のデメリットはあるが、装備と工夫で続けられる
- いちばんの魅力は、お金より「運動の習慣が続く環境」
コンドのジムで何をすればいいか迷ったら、WORKOUT の今日のメニューから始めてみてください。外のジムを選ぶならKLの人気フィットネスジムガイドもどうぞ。
よくある質問
- Q英語ができなくてもジムに入れますか?
- A
入会の手続きやスタッフとのやりとりは英語ですが、料金プランや契約期間を確認する程度の簡単な英語で足りることが多いです。不安なら、料金表や契約の条件をスマホで撮って、翻訳アプリで確認しながら進めると安心です。
- Q短期滞在や旅行でもジムを使えますか?
- A
1日利用や短期のプランがあるジムもありますが、あるかどうかと料金はジムごとに違います。行きたいジムに直接問い合わせてください。
- Qコンドのジムだけで筋トレは足りますか?
- A
マシンの種類は少ないですが、運動の習慣を付けたい人や筋トレ初心者には十分です。高重量のトレーニングや、マシンの種類を重視する人は、外のジムを考えましょう(くわしくはコンドミニアムのジム事情)。
- Qマレーシアの大会に外国人でも出られますか?
- A
多くの大会に出られます。ただ、在住者かどうかで参加費が違う大会が多いので、申し込む前に条件を確認してください。大会の一覧はマラソン大会カレンダーにまとめています。


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