ランカウイのウルトラマラソン50kmに出てみた|費用・行き方・コースと完走のコツ【2026年参戦記】

ランカウイのウルトラマラソン50km参戦記 スポーツイベント

最終更新日:2026年10月2日

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「ランカウイでウルトラマラソン?」「夜中に走るって、どんな感じ?」——マレーシアには、島を一周する100kmもあるウルトラマラソンの大会があります。

私は2026年8月に、ランカウイ島で開かれた「Langkawi International Ultra Run(ランカウイ・インターナショナル・ウルトララン)」の50kmに出場しました。結果は約6時間で完走、総合14位・年代別3位。この記事では、実際にかかった費用や行き方、夜中0時スタートのコースの様子、次に出る人へのアドバイスまで、参戦記としてまとめます。

この記事でわかること
  • ランカウイ・インターナショナル・ウルトラランの種目・制限時間と必携品
  • 申し込み時期で変わる参加費と、飛行機・ホテルを含めた実際の費用(合計1,244RM・Grabと食事は別)
  • KLからの行き方と、ホテル選びのポイント
  • 夜中0時スタートのコースとエイドの様子
  • 次に出る人へのアドバイス(坂の練習・ヘッドライト・ペース配分)

結論:ランカウイのウルトラマラソン50kmは「夜のアップダウン」が勝負

先に結論です。

項目内容
大会Langkawi International Ultra Run 2026
私が走った距離50km(ロード)
スタート8月15日の深夜0時(日付は16日)
結果約6時間で完走。総合14位・年代別3位
かかった費用参加費・飛行機・ホテルで1,244RM(Grab・食事は別)
  • 夜中0時スタートなので、日中ほど暑くはない
  • その代わり、アップダウンが多く、真っ暗な山道もある
  • 坂の練習、明るくて電池が長持ちするヘッドライト、前半を抑えて入ることが、完走のカギ

Langkawi International Ultra Run(ランカウイ・インターナショナル・ウルトララン)とは

種目と表彰

ランカウイ・インターナショナル・ウルトラランは、マレーシア北部のランカウイ島で開かれるランニング大会です。2026年は、次の種目がありました(大会の案内より)。

種目内容スタート制限時間
100kmRound Island Ultra(島を一周するロード)15日(土)18時20時間
50kmUltra Marathon(ロード) ※私が出た種目16日(日)0時10時間
21kmロード15日(土)20時30分3時間30分
10kmロード15日(土)21時2時間
5kmロード(ファンラン)15日(土)21時30分1時間30分
Ultra Kids2km・500m(子ども向け)公式の案内で確認―

50kmは、0時にスタートして朝10時までにゴールすれば完走です。100kmは土曜18時から日曜14時までの20時間で、島を一周します。

2026年大会では、100km〜10kmで男女別・年代別のTOP5が表彰されました。年代は18〜29歳から60歳以上まで、8つに分かれていました。5kmと子ども向けの種目は、順位を競わないファンランです。

日程と会場

2026年の大会期間は8月14〜16日で、会場は島の東側の町クアにあるDataran Lang(イーグル・スクエア)です。大きなワシの像がある広場で、50kmのスタート地点でもありました。

主催はLumen Sports(Lumen Sports Sdn. Bhd.)です。

50km・100kmの必携品

50kmと100kmは、次の物をレース中ずっと持って走る決まりです(2026年大会の公式サイトより)。

50km・100kmの必携品

  • 反射ベスト
  • ハイドレーション(水を入れて背負える袋やボトル。500ml〜1L入る物)
  • ヘッドライト(予備の電池も)
  • 点滅ライト
  • エマージェンシーブランケット(体を包んで冷えを防ぐ、薄いアルミのシート)
  • 充電したスマホ(スマホは全種目で必須。電源を入れ、連絡がつく状態で持つ)

レース中には抜き打ちの持ち物チェックがあり、足りない物があると、その先は走れません。ヘッドライトと点滅ライトは、夜19時30分〜朝7時30分のあいだ、つけておく決まりです。50kmは0時スタートなので、ほとんどのランナーは、スタートからゴールまでずっとライトをつけて走ることになります。

最新の情報は必ず公式で確認を
日程・種目・必携品は、年によって変わることがあります。出る前に、大会の公式サイトや申し込みページで最新の情報を確認してください。


申し込みと費用(合計1,244RM)

参加費は申し込みが早いほど安い

参加費は、申し込む時期によって3段階に分かれていました。2026年大会の参加費は、次のとおりです(大会の案内より)。

種目アーリーバード(〜2月28日)通常(3月1日〜5月31日)レイト(6月1〜30日)
100km380RM430RM480RM
50km250RM300RM350RM
21km110RM130RM150RM
10km90RM110RM130RM
5km50RM75RM100RM

出ると決めたら、早めの申し込みがお得
50kmと100kmは、アーリーバードとレイトで100RMも差があります。100RMあれば、ランカウイでの食事やGrab代がだいぶまかなえます。出場が決まっているなら、アーリーバードのうちに申し込んでおきましょう。

私がかかった費用

私は2026年5月30日に、大会の申し込みサイト「Checkpoint Spot」から申し込みました。通常エントリーの期間です。実際にかかった費用は、次のとおりです。

項目金額メモ
参加費(50km)324RM通常エントリーの期間に申し込み(実際の支払い額)
飛行機(KL〜ランカウイ往復)300RM
ホテル(3泊・朝食付き)620RMAgodaで予約
合計1,244RM食事・現地の移動(Grab)は別

現地の移動はGrabを使い、空港からホテルまでは10RMほど、ホテルから会場までは片道30〜40RMでした(料金は時間帯や混み具合で変わります)。

参加費は、上の表の金額(50kmの通常エントリーは300RM)と、私が実際に支払った金額(324RM)に差がありました。差の理由ははっきりしませんが、申し込みサイトの手数料などが上乗せされ、表の金額より少し高くなる可能性があります。申し込むときは、支払い画面で最終的な金額を確認してください。


KLからの行き方とホテル

飛行機で行く

KLからランカウイへは、飛行機で行きました。私の場合は往復で300RMでした(時期や予約のタイミングで変わります)。ランカウイの空港に着いたら、Grabでホテルへ向かいました。

KLからランカウイへ向かう飛行機

航空券は時期で値段が変わるので、日程が決まったら早めに比べておくと安心です。

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泊まったホテル:Nadias Hotel Cenang Langkawi

泊まったのは、ランカウイで人気のビーチエリア・チェナンにある「Nadias Hotel Cenang Langkawi」です。8月15日から18日まで3泊して、朝食付きで620RMでした。

会場のすぐそばにもホテルはありますが、私が見たかぎりでは、まわりに観光向けのお店などが少ないのが難点でした。私は大会のあとに観光もしたかったので、レストランやお店が多いチェナンのホテルを選びました。

  • 会場のすぐそば → スタート前の移動がラク。ただ、まわりに観光向けのお店などが少ない
  • チェナン → 会場までGrabで片道30〜40RMかかるが、ビーチやお店が多く、大会後の観光に便利
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レース当日:夜中0時にスタート

50kmのスタートは、8月15日の深夜0時(日付は16日)でした。

50kmレースの流れ
  • 0:00
    スタート
    Dataran Lang(イーグル・スクエア)から出発
  • 〜20km
    飛ばしすぎ
    調子に乗って、ペースを上げすぎる
  • 後半
    アップダウン
    真っ暗な山道もあり、だんだんバテる
  • 6時ごろ
    ゴール
    約6時間で完走。総合14位・年代別3位
ランカウイ・ウルトラ50kmのスタート直前の様子(夜中0時スタート)

暑さ:夜なのでそこまで暑くない

マレーシアの大会は暑さとの戦いになることが多いですが、夜中のスタートなので、私が走ったときは暑さはそれほど気になりませんでした。マレーシアなので湿気はあります。水分補給は忘れずに。

コース:舗装路でアップダウンが多め

コースはすべて舗装された道です。ただ、アップダウンが多めで、平らな道が続くコースではありません。

いちばん印象に残っているのは、山の中をまっすぐ10kmほど走る区間です。真っ暗で、ヘッドライトの明かりが頼りでした。野犬もいて、少し怖かったです。

ヘッドライトの明かりだけで走る、真っ暗な山道の区間

エイド:8〜10kmごと

エイド(給水・補給所)は、8〜10kmごとにありました。

エイドにあった物内容
飲み物水、100plus(マレーシアで定番の、炭酸入りのスポーツドリンク)
食べ物スイカ、クッキーなど

8〜10kmごとにエイドがあったので、私の場合、水は500mlで足りました(必携品のハイドレーションは、500ml〜1L入る物が条件です)。


私の補給と装備

補給:チョコバーとジェルを5個ずつ

エイドの食べ物に加えて、自分で持って行ったのはチョコバー5個とジェル5個です。

装備

装備私が使った物
シューズOn クラウドモンスター
ウェア(上)大会の参加Tシャツ
ウェア(下)ナイキのスパッツ(ランニング用)
バッグOspreyのザック(リュック)「KATARI 7」
ヘッドライトデカトロンの「Simond」
そのほか反射ベストなどの必携品

ザックは、ハイドレーションバッグ(水袋)を入れてストローを付けられるOspreyのKATARI 7を使っています。

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結果:総合14位・年代別3位

結果は、約6時間で完走。総合14位、年代別では3位に入り、表彰で盾をもらいました。

ランカウイ・ウルトラ50kmで年代別3位に入ってもらった盾

反省:前半20kmでペースを上げすぎた
いちばんの反省はペース配分です。前半20kmでペースを上げてしまい、後半にバテてしまいました。50kmを6時間で走ると、平均で1kmあたり約7分12秒。前半は、もう少し抑えて入るべきでした。


次に出る人へのアドバイス

1. 坂を走る練習をしておく
アップダウンが多いコースなので、ふだんのトレーニングで積極的に坂を走っておくのがおすすめです。KLの公園などで、坂のある場所を選んで練習しておくと安心です。

KLで走れる場所は、クアラルンプールのランニング公園5選で紹介しています。

2. ヘッドライトはいい物を買う
真っ暗な山道を走るので、ヘッドライトは大事です。一般に、安い物は暗かったり、電池がもたなかったりすることがあります。明るさと電池の持ちを確認して、いい物を選びましょう。予備の電池も忘れずに。

ヘッドライトは、明るさ(ルーメン)と、電池がどれくらいもつかを見て選びましょう。私が使っているのはデカトロンのSimondです。日本で買うなら、登山やトレイルランで定番のペツル(Petzl)もあります。

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3. 前半は抑えて入る
私のように前半で飛ばすと、後半にバテます。最初は「少し遅いかな」と感じるくらいのペースで入りましょう。

ペースの管理には、ランニング向けスマートウォッチの比較も参考にしてください。

夜の山道では野犬に注意
真っ暗な山道では、野犬がいることがあります。近づかない、刺激しない、走って逃げたり大声を出したりしないことを心がけ、ほかのランナーと離れすぎないように走ると安心です。

もし犬にかまれたり引っかかれたりしたら、すぐに石けんと流水で傷を洗い、軽い傷でも病院で診てもらいましょう(2026年9月には、ランカウイがあるケダ州で狂犬病による死亡例が報じられています)。大会中は、ゼッケンに書かれた緊急連絡先にも連絡できます。


まとめ:マレーシアのウルトラマラソンに出るならランカウイも候補に

ランカウイ・ウルトラ50kmのまとめ
  • 夜中0時スタートで、暑さはそこまででもない。その代わり、アップダウンと真っ暗な山道がある
  • 費用は、参加費・飛行機・ホテルで1,244RM(Grab・食事は別)
  • 参加費は申し込みが早いほど安い。出ると決めたら、アーリーバードで申し込むのがお得
  • ホテルは、大会後に観光するならチェナンがおすすめ
  • 完走のカギは、坂の練習といいヘッドライト、そして前半を抑えること

KLから飛行機ですぐ行ける島で、夜のウルトラマラソンを走って、終わったらビーチのある町で観光。マレーシアに住んでいるからこそ気軽に参加できる大会です。マレーシアのウルトラマラソンに挑戦してみたい人は、ぜひ候補に入れてみてください。


よくある質問

Q
ウルトラマラソンが初めてでも、50kmに出られますか?
A

2026年大会の公式サイトでは、50kmなどの参加者は18歳以上と案内されていました。2026年大会の50kmの制限時間は10時間(0時〜朝10時)でした。くわしい参加条件は、大会の公式サイトで確認してください。50kmはアップダウンが多く、夜中に走るので、フルマラソンを完走できる走力と、坂の練習をしておくと安心です。

Q
参加費はいくらですか?
A

申し込む時期で変わります。2026年大会の50kmは、アーリーバード(2月28日まで)が250RM、通常(3月1日〜5月31日)が300RM、レイト(6月1〜30日)が350RMでした。出ると決めたら、早めに申し込むのがお得です。

Q
会場の近くとチェナン、どちらに泊まるのがいいですか?
A

スタート前の移動をラクにしたいなら会場の近く、大会後に観光もしたいならチェナンがおすすめです。私はチェナンに泊まり、会場まではGrab(片道30〜40RM)で移動しました。

Q
夜のレースで気をつけることは?
A

明るくて電池が長持ちするヘッドライトと予備の電池を用意しましょう。真っ暗な山道では野犬がいることもあるので、近づかないように走りましょう。かまれたら、すぐに傷を洗って病院へ行ってください。

Q
エイドでは何がもらえますか?
A

私が走った2026年大会の50kmでは、8〜10kmごとのエイドに、水・100plus・スイカ・クッキーなどがありました。

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